googlemapルート作成を自転車で行う方法!快適なサイクリング旅への第一歩

googlemapルート作成を自転車で行う方法!快適なサイクリング旅への第一歩
googlemapルート作成を自転車で行う方法!快適なサイクリング旅への第一歩
通勤・旅・ルール・知識

天気の良い休日に、自転車で少し遠出をしてみたいと考えたことはありませんか。風を感じながら走るサイクリングは、心身ともにリフレッシュできる素晴らしい趣味です。しかし、いざ出発しようとしても「どの道を通ればいいのかわからない」「坂道ばかりだったらどうしよう」と不安になることもあるでしょう。

そんな時に頼りになるのが、普段から使い慣れているGoogleマップです。実は、Googleマップには自転車専用のルート検索機能や、より詳細なオリジナルコースを作るための便利な機能がたくさん備わっています。これらを使いこなせば、初心者でも安心して快適なルートを作成することができます。

この記事では、googlemapルート作成を自転車で行うための基本的な手順から、知っておくと便利な応用テクニックまでを詳しく解説します。これから自転車通勤を始める方や、週末のツーリング計画を立てたい方は、ぜひ参考にしてください。

Googleマップルート作成は自転車モードが基本!スマホとPCの操作手順

Googleマップを使って自転車のルートを作成する際、もっとも基本的かつ重要なのが「自転車モード」を活用することです。車や徒歩のルート検索とは異なり、自転車が通りやすい道や、サイクリングロードを優先的に案内してくれる機能があります。

ここでは、スマートフォンアプリとパソコン(PC)それぞれの操作方法や、ルートが表示されない場合の対処法について、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

スマホアプリでの基本的な操作手順

スマートフォンでGoogleマップを利用する場合、直感的な操作で簡単に自転車ルートを検索することができます。まずアプリを立ち上げたら、画面上部にある検索バーに行きたい場所(目的地)を入力しましょう。候補が出てきたら正しい場所をタップします。

次に、画面下部に表示される「経路」という青いボタンをタップしてください。すると、現在地から目的地までのルートが表示されますが、初期設定では車や電車になっていることが多いです。ここで、画面上部にある移動手段のアイコンから「自転車」のマークを選択します。

自転車マークを選ぶと、自転車に適したルートが青い線で地図上に描かれます。複数のルート候補がある場合は、グレーの線で別の道も表示されますので、時間や距離を見比べて好みのルートをタップして選びましょう。

最後に「ナビ開始」ボタンを押せば、音声案内付きのナビゲーションがスタートします。スマホホルダーを自転車に取り付けていれば、走行中も画面を確認しやすくなりますが、走行中のスマホ操作は大変危険ですので、必ず停止してから確認するようにしてください。

パソコン(PC)ブラウザでの作成方法

自宅でじっくりとツーリング計画を立てたい場合は、パソコンのブラウザ版Googleマップを使うのがおすすめです。大きな画面で地図全体を見渡せるため、ルートの全体像を把握しやすく、細かい道の調整もしやすいというメリットがあります。

操作の基本はスマホと同様です。検索窓に目的地を入力し、「ルート・乗換」のボタンをクリックします。出発地と目的地が設定されたら、上部のアイコンから「自転車」をクリックしてください。これで自転車用のルートが瞬時に計算されます。

パソコン版の便利な点は、ルート上の任意の場所をマウスでドラッグ(クリックしたまま引っ張る)することで、通りたい道を自由に変更できることです。「この川沿いの道を走りたい」「大通りは避けたい」といった場合に、線を引っ張るだけでルートを修正できます。

作成したルートは、「スマホに送信」という機能を使えば、手持ちのスマートフォンに情報を送ることができます。家でじっくり計画を練って、当日はスマホでナビをするという使い分けが、快適なサイクリングの秘訣です。

自転車ルートが表示されない場合の対処法

Googleマップで自転車アイコンを選択しても、「ルートが見つかりません」と表示されたり、自転車アイコン自体がグレーアウトして押せなかったりすることがあります。これは、その地域で自転車ナビゲーション機能がまだ完全に対応していない場合に起こります。

日本では主要都市を中心に自転車ルート機能が整備されていますが、地方や山間部などではまだデータが不足しているエリアも存在します。また、高速道路や自動車専用道路しか通れない場所が経路上にある場合、自転車でのルート算出が不可能と判断されることがあります。

このような場合は、移動手段を「徒歩」に設定して検索してみるのが一つの裏ワザです。徒歩ルートであれば、自転車も通れる道(歩道など)が含まれることが多いからです。ただし、階段や歩道橋が含まれる可能性があるため、地図を拡大して確認する必要があります。

また、アプリのバージョンが古いと機能が正しく動作しないことがあります。App StoreやGoogle Playストアで、Googleマップアプリが最新の状態になっているか確認し、アップデートを行ってみてください。

目的地までの所要時間と距離の確認方法

ルートを作成したら、目的地までの「距離」と「所要時間」を必ずチェックしましょう。画面の下部やルートの横に、「15km」「50分」といった具体的な数字が表示されます。これは計画を立てる上で非常に重要な指標となります。

Googleマップが表示する自転車の所要時間は、一般的なママチャリからクロスバイク程度の平均的な速度(時速15km前後)を基準に算出されていると言われています。そのため、ロードバイクなどのスポーツ自転車に乗る方にとっては、表示時間よりも早く到着することが多いでしょう。

逆に、普段あまり自転車に乗らない方や、信号待ちが多い市街地を走る場合は、表示されている時間よりも長くかかることがあります。また、休憩時間や写真撮影の時間も考慮に入れる必要があります。

初心者の場合は、Googleマップの表示時間にプラスして、30分から1時間程度の余裕を持たせたスケジュールを組むことをおすすめします。無理のない計画が、トラブルを防ぎ、楽しいサイクリングを実現するための鍵となります。

経由地を追加して寄り道ルートを自由にカスタマイズする方法

目的地までの最短ルートを走るのも良いですが、せっかく自転車で出かけるなら、気になるカフェに寄ったり、景色の良い公園を通ったりしたいものです。Googleマップには「経由地」を追加する機能があり、これを使うことで自分好みの寄り道ルートを作成できます。

ここでは、複数の経由地を設定する方法や、その順番を効率よく並べ替えるテクニック、休憩スポットの探し方について解説します。

複数の目的地を設定する手順

通常、Googleマップのルート検索は「出発地」と「目的地」の2点で構成されますが、その間に通過したい場所を追加することができます。これを「経由地」と呼びます。経由地を追加することで、A地点からB地点へ行き、最後にC地点へ向かうといったルートが作れます。

スマホアプリの場合、まず最終的な目的地を設定してルートを表示させます。次に、画面右上の「…(3点リーダー)」アイコンをタップし、「経由地を追加」を選択します。すると、入力欄が増えますので、そこに立ち寄りたい場所を入力してください。

パソコンの場合も同様に、ルート検索画面にある「+ 目的地を追加」というテキストをクリックすることで入力欄を増やすことができます。経由地は最大で9か所まで追加することが可能です。

この機能を活用すれば、「家を出発」→「パン屋でランチ」→「海沿いの公園」→「友人の家」といった具体的なプランを一本のルートとしてつなげることができ、いちいちナビを再設定する手間が省けます。

経由地の順番を入れ替えて効率化する

行きたい場所を思いつくままに追加していくと、ルートの順番がバラバラになり、行ったり来たりする非効率なコースになってしまうことがあります。そんな時は、経由地の順番を並べ替えて、スムーズに回れるように調整しましょう。

スマホアプリでは、経由地リストの左側にある「=」のようなマーク(または場所名の部分)を長押しします。そのまま指を離さずに上下にドラッグ(移動)させることで、簡単に順番を入れ替えることができます。

パソコンの場合も、経由地の左側にある丸いアイコンやテキストボックスをマウスでドラッグ&ドロップすることで、直感的に順番を変更可能です。順番を変えると、地図上のルート線も自動的に再計算され、新しいルートが表示されます。

一番効率の良いルートがわからない場合は、地図上の位置関係を見ながら、一筆書きになるように順番を調整してみてください。無駄な移動を減らすことで、体力と時間を節約し、より多くのスポットを楽しむことができます。

休憩スポットやコンビニをルートに組み込む

自転車での移動、特に長距離のサイクリングでは、適度な休憩と水分補給が欠かせません。ルート作成の段階で、あらかじめコンビニやトイレのある公園、休憩できるカフェなどを経由地として組み込んでおくと安心です。

Googleマップには「ルート沿いの検索」機能があります。ナビを開始する前、またはナビ中に検索アイコン(虫眼鏡マーク)をタップし、「コンビニ」「カフェ」「ガソリンスタンド」などのカテゴリを選ぶと、ルート周辺にある施設が表示されます。

表示された施設の中から、距離や評価を見て良さそうな場所を選び、「経由地に追加」を選択すれば、元のルートを大きく外れることなく立ち寄れる場所を設定できます。特に夏場のサイクリングでは、コンビニが生命線となります。

知っておきたいポイント

山道や郊外のルートを走る場合は、コンビニの間隔が数十キロ空くことも珍しくありません。事前に地図を拡大して、補給ポイントが確保できるか確認しておくことが、トラブル回避のために非常に重要です。

坂道や高低差を事前にチェックして快適なルートを作るコツ

自転車にとって最大の敵とも言えるのが「坂道」です。どんなに景色の良いルートでも、激しいアップダウンが続くと体力を消耗し、楽しむ余裕がなくなってしまいます。Googleマップには、ルートの高低差を確認できる機能が備わっています。

ここでは、勾配グラフの見方や、なるべく平坦な道を選ぶためのテクニック、そして実際の道路状況を事前に把握する方法について詳しく説明します。

勾配グラフ(エレベーション)の見方

Googleマップで自転車ルートを検索すると、ルートの総距離や時間のほかに、波打ったグラフのようなものが表示されることがあります。これが「勾配グラフ(エレベーション)」です。このグラフを見ることで、そのルートにどれくらいの坂道があるかを予測できます。

スマホアプリでは、ルート詳細画面を開くと表示されます。パソコン版では、左側のパネル下部に表示されます。グラフの横軸は距離、縦軸は標高を表しており、線が右肩上がりになっていれば上り坂、下がっていれば下り坂を意味します。

また、グラフのそばには「上り:○○m」「下り:○○m」という数値も記載されています。これは累積標高といって、ルート全体でどれだけ登ってどれだけ下るかの合計値です。この数値が大きいほど、アップダウンの激しいハードなコースであると言えます。

初心者の場合、上りの累積標高が200m〜300mを超えると「結構登ったな」と感じることが多いです。自分の体力に合わせて、グラフの形と数値をチェックする習慣をつけましょう。

激坂を回避して平坦な道を選ぶテクニック

検索結果として提示されたルートが、必ずしもサイクリストにとって走りやすい道とは限りません。時にはとんでもない急勾配の坂道を案内されることもあります。そんな時は、複数のルート候補(グレーの線)を比較検討してみましょう。

Googleマップは通常、2〜3個のルート候補を提案してくれます。それぞれのルートをタップすると、先ほどの勾配グラフも切り替わります。距離が少し遠回りになったとしても、勾配が緩やかで平坦なルートを選ぶほうが、結果的に早く、楽に到着できることも少なくありません。

また、川沿いの道(サイクリングロードなど)は比較的平坦であることが多いです。地図を見て近くに川が流れている場合は、経由地機能を使い、あえて川沿いの道を通るようにルートを修正するのも一つの有効なテクニックです。

「坂道が苦手」「今日はのんびり走りたい」という時は、最短距離よりも「高低差の少なさ」を優先してルートを選ぶことが、快適なサイクリングを楽しむためのコツです。

ストリートビューで実際の道路状況を確認する

地図上では良さそうな道に見えても、実際に行ってみたら「道幅が極端に狭い」「路肩が荒れている」「交通量が多すぎて怖い」といった問題に直面することがあります。こうした事態を避けるために活用したいのが「ストリートビュー」です。

ストリートビュー機能を使えば、現地の実際の風景を写真で確認することができます。特に確認しておきたいのは、トンネルの中や橋の上、そして交差点の複雑さなどです。これらは自転車にとって危険なポイントになりやすいためです。

パソコンなら、画面右下の黄色い人型アイコン(ペグマン)を地図上の確認したい道路にドラッグ&ドロップします。スマホなら、地図レイヤーからストリートビューを選び、青くなった道路をタップします。これで360度のパノラマ写真が表示されます。

路側帯(白い線の外側)の広さは十分か、トラックなどの大型車が多く通っていないかなどをチェックし、不安を感じるようであれば別のルートに変更することを検討しましょう。

未舗装路や通行止め情報の注意点

ロードバイクやクロスバイクなどのタイヤが細い自転車にとって、砂利道などの未舗装路はパンクのリスクが高く、走行しにくい場所です。Googleマップは最短距離を優先するあまり、稀に未舗装の農道や林道を案内してしまうことがあります。

地図上で道の色や種類を確認しましょう。主要な道路は黄色や白の太い線で描かれていますが、細すぎる白い線や点線で描かれている道は、未舗装路や極端に狭い道の可能性があります。ここでもストリートビューでの事前確認が役立ちます。

また、山間部では土砂崩れや工事による「通行止め」が頻繁に発生します。Googleマップにはリアルタイムの交通状況が反映されますが、自転車や歩行者専用の細かい道の通行止め情報までは網羅されていない場合があります。

もし可能であれば、自治体の道路情報サイトや、SNSで現地の最新情報を検索してみるのも良いでしょう。現地に行ってから「通れない」となると、大幅な引き返しを余儀なくされ、体力と時間を大きくロスしてしまいます。

事前の情報収集が大切

特に峠越えを含むルートや、人里離れたエリアへ行く際は、Googleマップだけに頼らず、複数の情報源を持っておくことが安全確保につながります。

マイマップ機能を活用して自分だけのオリジナル自転車ルートを作成

Googleマップには、通常のルート検索とは別に、「マイマップ」というさらに高度な機能があります。これを使うと、地図上に自由に線を引いたり、アイコンを配置したりして、自分だけのオリジナルマップを作成・保存することができます。

ここでは、マイマップの基本的な概要から、実際にルートを描いて保存する手順、そして作成したルートをスマホで活用する方法について解説します。

マイマップとは?通常マップとの違い

通常のGoogleマップでのルート検索は、あくまで「現在地から目的地への行き方」を調べるためのものです。一度検索してナビを終了すると履歴は残りますが、自分だけの注釈を入れたり、複雑なルートを完全に保存しておいたりすることは難しいです。

一方「マイマップ」は、白紙の地図の上に自分の好きな情報を書き込んでいくツールです。おすすめの絶景ポイントにピンを立ててメモを残したり、通常のルート検索では出てこないようなマニアックな裏道を線で引いてルートとしたりすることが可能です。

作成したマイマップはGoogleドライブに保存されるため、いつでも呼び出すことができます。また、ブログに埋め込んだり、友人にURLを送って共有したりすることも容易です。ツーリングの記録を残したい方や、こだわりのルートを作りたい方には最適な機能です。

ただし、マイマップの作成・編集作業は、画面の大きいパソコンで行うのが基本となります。スマホアプリからも閲覧は可能ですが、細かい編集作業には向いていないため、PCとスマホを使い分ける必要があります。

オリジナルルートを描画して保存する手順

マイマップを作成するには、パソコンでGoogleマップを開き、メニューから「マイプレイス」→「マイマップ」→「地図を作成」をクリックします。すると、新しい地図の編集画面が開きます。

ルートを作成するには、検索バーの下にある「ルートを追加」アイコンをクリックします。移動手段を「自転車」に設定し、出発地と目的地を入力すると、自動的にルート線が引かれます。ここまでは通常のマップと同じですが、マイマップではこの線をマウスで自由に変形させ、保存しておくことができます。

また、「ラインを描画」ツールを使えば、道なき道に線を引くことも可能です。例えば、公園の中の道や、地図には載っていないけれど自転車なら通れるショートカットなどを記録しておくのに便利です。

完成したら、地図にタイトル(例:「春の桜並木サイクリング」など)を付けて保存します。各ポイントに写真や説明文を追加することもできるので、旅の思い出アルバムのように使うこともできます。

作成したルートをスマホで表示させてナビする

パソコンで作成したマイマップは、スマホのGoogleマップアプリで簡単に表示させることができます。アプリを開き、画面下部の「保存済み」タブをタップします。次に、画面上部のリストから「マイマップ」を選択してください。

作成済みの地図一覧が表示されるので、使いたい地図をタップします。すると、通常の地図の上に、パソコンで作成したルート線やピンが重ねて表示されます。現在地を確認しながら、その線に沿って走ることでナビゲーション代わりになります。

注意点:
マイマップで作成したルートは、通常の「ナビ開始」ボタンを押すような音声案内付きのターンバイターンナビ(右折・左折の指示)には完全対応していない場合があります。あくまで「地図上に線が表示されている状態」を見ながら走るスタイルになります。

そのため、交差点などで曲がる場所を確認する際は、停車して画面をよく見る必要があります。それでも、自分が苦労して作ったこだわりのルートを走る楽しさは格別です。

友人とルートを共有してツーリングを楽しむ

グループでサイクリングに行く際、全員が同じルートを共有していると、はぐれる心配が減り、スムーズに進行できます。マイマップには強力な共有機能があります。

パソコンのマイマップ編集画面にある「共有」ボタンをクリックし、「リンクを知っている全員」が閲覧できるように設定を変更します。発行されたURLをLINEやメールで友人に送るだけで、相手も自分のスマホで同じ地図を見ることができます。

集合場所や休憩ポイント、最終目的地などが明確になるため、「次はどこに行くの?」「どの道を通るの?」といった確認の手間が省けます。また、各自が自分のペースで走る場合でも、ルートが共有されていれば安心です。

事前の計画段階で共有しておけば、「ここにも寄りたい」といった意見を出し合って、一緒にルートを作り上げる楽しみも生まれます。共有機能を使いこなせば、グループライドの楽しさが何倍にも広がります。

自転車でGoogleマップナビを使う際の注意点とバッテリー対策

Googleマップは非常に便利ですが、自転車で使用する際にはいくつかの注意点があります。特にスマートフォンのバッテリー消費や、安全性への配慮は欠かせません。トラブルなく目的地に到着するために、事前に対策をしておきましょう。

ここでは、データ通信量やバッテリーを節約する設定、オフラインマップの活用方法、そして安全にナビを利用するための音声案内の使い方について解説します。

データ通信量とバッテリー消費を抑える設定

地図アプリのナビゲーション機能は、GPS(位置情報)とデータ通信を常に使用し、さらに画面を常時点灯させるため、バッテリーを激しく消耗します。長時間のサイクリングでは、途中で電池切れになるリスクが高まります。

バッテリー消費を抑えるためには、まず画面の明るさを必要最低限まで下げることが有効です。また、ナビを使わない一本道やわかりやすい区間では、画面をオフ(スリープ状態)にして、音声案内だけを聞くようにすると大幅に節約できます。

モバイルバッテリーの携帯は必須と言えます。最近では、自転車のハンドルに取り付けられるモバイルバッテリーホルダーや、トップチューブバッグに収納してケーブルだけ出す方法などがあります。予備の電源があれば、写真撮影や緊急時の連絡にも困りません。

また、他の不要なアプリを終了させておく、BluetoothやWi-Fi機能を使わないならオフにしておくといった基本的な節電対策も、長時間走行においては効果を発揮します。

オフラインマップをダウンロードして活用する

山間部や電波の入りにくいエリアを走る場合、地図が表示されなくなる可能性があります。また、常に地図データをダウンロードし続けることはデータ通信量の消費にもつながります。そこで活用したいのが「オフラインマップ」機能です。

Wi-Fi環境であらかじめ走行予定エリアの地図データをスマホにダウンロードしておくことで、電波がない場所でも地図の表示やルート検索が可能になります。設定方法は簡単で、自分のアイコンをタップし「オフラインマップ」→「自分の地図を選択」で行います。

ダウンロードする範囲を選択し、保存しておけば準備完了です。これにより、通信量を節約できるだけでなく、地図の読み込みが速くなり、バッテリーの節約にも多少寄与します。

オフラインマップの注意点

オフライン状態では、自転車ルートの検索機能が制限されたり、公共交通機関の検索ができなかったりする場合があります。また、ダウンロードした地図には有効期限(通常1年程度)があるため、出発前に更新が必要か確認しておきましょう。

音声案内のみを利用して安全に走行する工夫

自転車走行中にスマホの画面を注視することは、道路交通法違反であり、大変危険な行為です。前方不注意による事故を防ぐために、画面を見ずに「音声案内」をメインに利用することを強くおすすめします。

Googleマップのナビは、「およそ300メートル先、左方向です」といった具体的な指示を音声で出してくれます。片耳だけのイヤホンを使用するか、骨伝導ヘッドホンを使用すれば、周囲の環境音(車の音など)を聞き逃すことなく、ナビの音声も確認できます。

最近では、自転車のハンドルに装着できるスマホホルダーも、振動に強く脱落しにくいものが増えています。画面を見る必要がある場合は、必ず安全な場所に停車してから確認するように習慣づけましょう。

音声案内を上手に活用すれば、景色を楽しむ余裕も生まれ、より安全で快適なサイクリングが可能になります。安全こそが、楽しい自転車旅の絶対条件です。

Googleマップルート作成で自転車旅をもっと快適に!まとめ

まとめ
まとめ

今回は、googlemapルート作成を自転車で行うための具体的な手順と、知っておくと役立つテクニックについて解説してきました。

Googleマップは単なる地図アプリではなく、サイクリストにとって強力なパートナーとなります。自転車モードでの基本的な検索はもちろん、経由地を追加して寄り道を計画したり、勾配グラフで坂道を回避したりすることで、旅の質は大きく向上します。

記事のポイントを振り返ってみましょう。

  • 自転車モードを活用する:まずは移動手段を「自転車」に切り替えることが基本。
  • 高低差を確認する:勾配グラフをチェックし、無理のないルートを選ぶ。
  • 経由地でカスタマイズ:休憩スポットや行きたい場所を追加して、効率よく巡る。
  • マイマップでオリジナルを:こだわりのルートをPCで作成し、スマホで表示させる。
  • バッテリーと安全対策:予備電源の確保と、音声案内の活用で安全に走る。

初めて行く場所でも、しっかりとしたルート計画があれば不安は解消され、ワクワク感だけが残ります。ぜひ、次の休日はGoogleマップで自分だけの素敵なルートを作成し、ペダルを漕ぎ出してみてください。新しい発見と感動が、きっとあなたを待っています。

さあ、Googleマップを片手に、最高の自転車旅へ出かけましょう!

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